「目」の病気。 緑内障

こんにちは。メロディ薬店のトモです!(‘◇’)ゞ

目のシリーズをどどーんと書いております。
目が見えない世界、人生、辛くないですか?でも今の世の中、目に悪い事、目に悪い習慣に溢れています。
どうするの?
きちんと原因と結果を理解して、事前に予防する!
参考にして下さい(^^)/

今日のテーマは、

緑内障

緑内障

※緑内障の進行イメージです

◆緑内障

何らかの原因で視神経が障害されて視野の一部が見えなくなったり、視野が狭くなったりする病気です。
日本では、失明原因の第1位であり、40歳以上では、20人に1人は緑内障と言われ、年齢とともに増加する傾向にあります。

一般的に、視神経の異常には眼圧が深く関係しています。眼球はその内部を流れる房水と言う液体で満たされています。房水は毛様体でつくられ、シュレム管へと排出されます。房水は一定の圧力で循環し、柔らかい眼球を保持。この房水の圧力を眼圧といいます。
眼圧は年齢や性別などさまざまな要因で変動しますが、ある程度の値(正常眼圧10~20mmHg)を維持しています。しかし、様々な原因で房水が過剰になり、眼圧が高くなると視神経を圧迫。急激に眼圧が著しく上昇した場合、眼痛・充血・目のかすみのほか、頭痛や吐き気を自覚する事も有ります。

日本では眼圧が正常でも視神経がダメージを受ける、正常眼圧緑内障の患者が多いと言われています。一度障害された視神経は元に戻すことが出来ません。少しずつ見える範囲が狭くなっていきますが、進行スピードはゆっくりであり病気がかなり進行するまで自覚症状はほとんどありません。定期的に視野検査を受けたり、片目で物をみるなどのセルフチェックを行ったりしましょう。

う~ん、、、、書いてて思いました。
分かりづらい!!!!(´゚д゚`)
もうちょっと頑張ります!

◆メカニズム
目の中は“房水”で満たされていて眼圧が一定になっている

何らかの原因により房水の排出スピードが悪くなる
 ・慢性タイプ…10~20年かけてゆっくり進行していく(隅角の目詰まり)
 ・急性タイプ…眼痛や吐き気などを伴い、短時間で進行する

房水が溜まり、眼圧が上昇

高くなった眼圧が、視神経を圧迫

視神経に傷がいき視界に欠落が出てくる

緑内障発症
 ・先天性緑内障…生まれつき眼圧が高い
 ・発達性緑内障…青年期以降に自覚症状が出てくる
 ・続発性緑内障…目のけがや病気によって発症。目をぶつけて隅角に傷ができたり、糖尿病や白内障が原因。ステロイド薬の副作用が原因のケースもある。
 ・原発性緑内障…原因不明。急性型と慢性型が有り、眼圧が正常なのに緑内障になる正常眼圧型も。

一口に「緑内障」と言っても、原因は様々なので対処や予防は人それぞれです。しまいには原因不明まであるからなかなか難しい。

◆治療
基本的には、治りません。一度傷ついた視神経の修復は現在では不可能です。
なので“治療”と言っても“進行を遅らせる”のみとなります。

・薬物治療…まずはここからスタート。眼圧をコントロールする点眼薬(目薬)を使用。タイプや進行具合、眼圧の高さによって種類は色々。
・レーザー治療…薬物じゃおいつかん時に。目の一部にレーザーで穴を開けたり広げたりして房水の流れをよくします。眼圧が視神経を圧迫してるので、房水を外に出しちゃえ♪って方法です。
・手術…レーザーでも無理な時に。穴でもダメなら切ってしまえと。一緒に白内障の手術までやってしまうケースが多いようです。

◆予防
これが、ほんとに難しい。。。
目がぶつかる様な事故は(続発性)は予測不能、隅角が詰まる理由もあんまり分かって無くて(先天性、発達性)、眼圧が正常なのに視神経が圧迫されるケースもある(原発性)と、本当にお手上げです。
なので、とにかく早期発見して、進行を遅らせることが大切です。
目の定期検診はおススメします!
※糖尿病が原因の場合は、予防できますよ!

長々と呼んで頂きありががとうございました!

今日の一言

緑内障は治らない。でも遅らせることは出来る!