無理のない運動を長~く続けて、健康な身体づくりを!

あなたは運動していますか?
いいえ、全然…。学生時代だけ…。という方、多いですよね(・・;)

厚生労働省の国民栄養調査などによると、身体活動量が多い人よく運動している人は、心筋梗塞などの虚血性心疾患の罹患率や死亡率が低いとされています。

身体活動とは?
ストレッチ、ヨガ、速歩、ジョギング、テニス、水泳、山登りなどの運動に加え、日常生活の中で普通に行っている体の動作も含まれます。
無理のない運動を

日常的にできる身体活動を増やそう!
体に負担が少なく手軽に身体活動を増やすには、歩行を中心として自分の体力に合わせて習慣的に運動を行い、長く続けることが大切です。

HDL(善玉)コレステロールの作用
無理のない運動でもしっかり身体を動かすと、心拍数が増えて血流が速くなり、善玉コレステロールと呼ばれるHDLコレステロールが血中に増えます。
血流が速くなると、血管拡張物質の一酸化窒素が内皮細胞(血管の一番内側にある細胞)から放出されます。
一酸化窒素が十分にあると、血管を柔らかくし広げる効果があるため、血圧は下がり心臓への負担も軽減されます。一方、一酸化窒素が不足すると血管が固くなり、動脈硬化の原因にもなります。
また、HDLコレステロールが血液中に増えると、血管壁に溜まった悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールを回収するので、動脈硬化になりにくくなります。

他にも、運動することは、副交感神経の働きを高めて血液を固まりにくくする効果があります。
血液が固まりにくくなれば血栓ができにくくなり、脳梗塞や心筋梗塞の発症を抑えることにもつながります。

継続的な運動は、健康状態を向上させ、心臓や血管の病気のリスクを軽減します。
手軽に行える運動を意識しながら、健康づくりへの意識を高めていきましょう!
運動と健康

ちょっと一言

運動や筋肉…健康にはとても重要なテーマですよね。
メロディ薬店でも、近年重点的に取り組んでいるテーマなんですよ(^^)

運動と健康