カレーで健康に!?「ポリフェノール」の秘密に迫る

かずちゃん
アンチエイジングとして注目されいてるポリフェノール。
ワインやチョコ、ブルーベリーに多く含まれていることで一時期テレビでもたくさん取り上げられていましたね。
こんな記事が毎日新聞さんからいただいたカレンダーに掲載されていましたのでご紹介させていただきますね。

驚きの健康効果で注目されている「ポリフェノール」の秘密に迫る

ポリフェノールは最新の研究でさまざまな生活習慣病に対する働きが確認されています。ポリフェノールを知ることで毎日の健康な生活にお役立てください。

クルクミン

肝機能、認知能力、関節にも。多機能ポリフェノール。

なぜインド人は認知症になりにくい?
インド人のアルツハイマー病の発症率は、アメリカ人の約4分の1だった!
そんなデータが最近話題になりました。
認知症研究のなかで注目されたのが、インドの国民食カレーでした。
カレーに用いられるウコンの成分「クルクミン」は、認知症、肝機能の改善、関節系など、多方面から注目のポリフェノールです。

クルクミンとは

クルクミンは、おもにウコンの根の部分に含まれている黄色の天然色素成分で、クルクミノイドに分類されるポリフェノールの一種です。その名前は、アラビア語で「黄色」を意味する「クルクム(kurkum)」に由来し、ウコンの学名「クルクマ(Curcuma)」も同じ起源に由来しています。
クルクミンを多く含んでいるウコンは、東洋医学においてはインドや中国などで古くから黄疽などに効く生薬として用いられてきました。
日本においては琉球から江戸に伝わり、布や紙を染色する色素として用いられ、江戸時代中期には肝臓や胃腸の薬、強心薬として珍重されてきました。

クルクミンのはたらき

ウコンといえば、かつてお酒を飲んだ時の二日酔い防止でお馴染みでした。ウコンに含まれるクルクミンは、現在肝臓サポート、アルツハイマーや認知症の予防などといった機能性でも注目されています。そのメカニズムは、アルツハイマーの原因とされる「神経細胞の死滅をもたらすペプチド」が、脳内に集積しないように抑制したり、その原因となる成分を分解する事によって認知症を予防するというもの。
また、認知症の原因のひとつである脳神経細胞の炎症を抑える効果も確認されています。
近年、クルクミンには、変形性ひざ関節症の症状を和らげる効果があることが国立病院機構京都医療センターなどの臨床研究で明らかになり、また、スペインの大学では運動後の筋肉痛からの回復への効果が確認されるなど、その多方面への機能性の研究はさらに広がっています。

【クルクミンの効果】

・肝機能を高める効果・二日酔いを防ぐ効果・抗酸化作用
・抗炎症作用・糖尿病の予防および緩和・コレステロール値を下げる働き
・美肌効果・脳機能を活性化させる効果・筋肉痛からの回復

クルクミンたっぷりの食品はコレだ!

クルクミンといえばウコンですが、ウコンには大別して、春ウコン、秋ウコン、紫ウコンの3種類があります。なかでも黄色成分が鮮やかな秋ウコンに、特に多く含まれています。クルクミンをたっぷり摂れる料理といえばカレー。インド風、スリランカ風、和風、さまざまなカレー料理をはじめ、ドイツのカリー・ブルストなどカレーのパウダーを使用した料理にはクルクミンが含まれています。それらの料理をそのままお召し上がりいただいてもよいのですが、スーパーマーケットのスパイスコーナーで販売されているクミンのパウダーをかけると、クルクミンをたくさん摂れるだけでなくスパイシーな味を楽しめます。
また意外なところでは、日本の漬物「たくあん」にもクルクミンが含まれています。これはたくあんを漬けるときに使用する黄色い天然色素に古くからクルクミンが使われているからです。

「時々カレーを食べる」でも肝臓に効果的!

シンガポールのある認知症の研究グループによる調査では、60~93歳の認知症でないアジア人(1010人)を対象に、カレーの摂取について、「よく食べる」「時々食べる」「ほとんどあるいはまったく食べない」の3つにグループ分けして調べた結果、「よく食べる」と「時々食べる」のグループの人たちのMMSE(Mini Mental State Examination/認知機能を測る神経心理テストの一種)のスコアが、「ほとんどあるいはまったく食べない」のグループよりもよかったというデータが確認されています。

クルクミンは肝機能改善の働きがある一方で、過剰摂取すると肝機能障害を起こす可能性も報告されています。FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)は、クルクミンの一日許容摂取量を「体重1kgあたり3mg」と設定しています。体重50kgの人であれば150mgが上限。カレー1杯に含まれるクルクミン量は5~10mg程度なので、カレー好きの方が毎日3食3杯ずつ食べても大丈夫ですが、「時々食べる」という程度でも十分に効果はありますので、適度にカレーを食べるのをおすすめします。

二日酔いの緩和から、抗酸化や認知症をはじめとするさまざまな生活習慣病の予防まで。
若々しい毎日の健康をサポートしてくれるカレーの香辛料として使われるクルクミン。
まさに「インド人もびっくり」の要注目のポリフェノールです。

毎日新聞カレンダーより引用
かずちゃん
いかがでしたか?
「飲んだら飲んどこ♪」という某商品で有名になったウコンですが、他にもたくさんのいいことがあります^^
ぜひ意識して取り入れてみてくださいね。

薬屋が作った自信作です
沖縄春ウコン結花 20包

沖縄県産100%!無農薬栽培のウコン4種を使用した、ウコンサプリメント。
希少な4種のウコンを使用しています。

  • 春ウコン
    豊富な精油成分が特徴で、ミネラルや食物繊維も多く含まれています。
  • 秋ウコン
    お酒を飲むときに注目されるクルクミンを含んだウコン。その秋ウコンを品種改良し秋ウコンと比べるとクルクミンが3.3倍(※)含まれている「沖縄皇金」を使っています。
  • 紫ウコン
    4種類のウコンの中でも特に苦みが強くて、根っこの断面が紫色を帯びていることから紫ウコンと呼ばれています。
  • 白ウコン
    希少価値が高く、あまり流通されておらず、新しい可能性をもつウコンと言われています。