肌に常在菌がいるってこと、ご存じですか?
お腹(腸)にはお腹の常在菌、それも善玉菌、悪玉菌がいるのは広く知られています。
同様に、肌にもいるんですよ(^O^)
お腹の調子を整えるには、悪玉菌を減らして善玉菌を増やす。
そうすれば、便秘も下痢も防げます。これは今では常識になりましたねo(^-^)o
肌も同じ。
肌本来の健やかさをもたらすためには、
肌の善玉菌を喜ばせて、肌自らが持つ、肌の生まれ変わり機能、
つまり、ターンオーバーを正常にしてあげることです。
ターンオーバーに要する日数は、健やかな肌なら28日といわれています。
それが、40日と長くなったり、逆に20日と短くなったりすると、
肌の美しさは損なわれてしまう・・・。
いわゆる男顔は、肌が分厚くて、シワが深い。
ターンオーバーが長引けば、そのような肌変化を促してしまいます。
言い換えれば、いつまでも古い細胞を肌にへばり付けてては、
透明感のある肌にはなりません。
垢抜けた美人、という表現はまさにそのこと。
垢(肌表面に溜まった古い細胞)が抜けないと、くすんだ、どんよりした顔色になるため、
オシャレしても、映えないですよね(>_<)
赤ちゃんや小さい頃なら、女の子も男の子も同じ肌状態なのに、
成長するに従い、男の子は男っぽい肌に、女の子は女の子っぽい肌になります(^。^)
女の子が成長とともに、輝くような肌になるのは、
もちろん、女性ホルモンの影響があります。
それでも肌トラブルを起こすのは、
肌の善玉菌が悲鳴をあげていることが一因かも・・・(>_<)
乾燥、脂性、どちらの肌質にとっても、健やかさを導くには、肌を喜ばせることが必要。
そうすれば、肌のターンオーバーが正常に起こり、
肌表面が本来の元気さを取り戻すのです。
さらに、肌の明るさが戻り、色白になるような印象になります。
一方、アトピー肌や、超敏感な状態になったときなどは、
何をつけてもピリピリしますよね。
それは、肌に傷がついたり、
ターンオーバーが正常に起こらず、皮膚の脱落が早まってしまって、
生きた細胞や痛覚が表面に露出しているからなのです。
肌の角層は死んだ細胞が重なってできています。
正常なら約2週間留まり、外界から肌内部を守るバリア層を形成。
それが、早く剥がれ落ちてしまうと、生きた細胞が露出し、
しみたり痛かったり痒くなったりするのです・・・。
ここで、またまた重要なポイントがあります。
白色ワセリンを、刺激がないからとたっぷり塗る人は少なくありません。
でも、ちょっと待ってください。
ワセリンをべたっと塗り過ぎて皮膚呼吸を妨げ、
皮膚の修復を遅らることを指摘する専門家は、
最近 増えて来ました。
これは、ターンオーバーの正常化や常在菌の考えともつながります。
さらに、もうひとつ。
肌の状態を健やかに保つには、pH(ペーハー)も、関与しています。
長くなってしまいましたので、続きは次回へ(^0^)/