腸は第2の脳
脳の次に神経細胞系が多く存在しているのが「腸」です。
腸は、脳からの指令がなくても、自分で判断できる唯一の臓器です。
傷んだ食べ物を食べて下痢をするのも腸が判断した防御反応。
また、人間の感情や気持ちを決定するセロトニンやドーパミン等の物質も腸で作られています。
このようなことから、腸は「第2の脳」といわれています。
ハッピーホルモン、セロトニン
セロトニンは、人間の気持ちや感情の安定にかかわる神経伝達物質の一種です。
セロトニンが十分に分泌されると、
心のバランスが保たれて幸福感を感じたり、ストレスにも強くなるといわれています。
ヤル気物質のドーパミンもそのほとんどが腸で作られています。
食事やサプリメントなどでキレイな腸内環境をつくるだけで、
セロトニンの分泌が促され、心の安定が図れるのです!
幸福への近道は腸内美人から…
目指さないわけにはいきませんよね!?
腸内美人は美肌美人♡
腸内フローラ(理想的な比率は、善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌*7)のバランスが崩れ、
悪玉菌優勢になると、腸内に腐敗物や有毒ガスが発生します。
それらは毛細血管から血液中に溶け込み、全身を駆け巡ります。
これが皮膚から排出されると、肌荒れや吹き出物などの肌トラブルとなります。
*日和見菌…優勢の菌の見方をする菌。
健康な時は善玉菌をサポートする強い味方に。悪玉菌が優勢になると、一緒になって悪さをします。
特に便秘は大敵!!!
便秘は、腐敗物が長期間体内にとどまっている状態です。
悪玉菌の温床となり、さらなる悪玉菌が増え続ける悪循環に。
悪臭・アンモニアなどの有害物質が全身に広がりイヤな体臭になることも。
腐敗物…つまり うんち由来の物質が体内を巡り、体から発せられ、
体臭や肌荒れ・吹き出物になっているなんて、とてつもなく嫌ですね((+_+))
腸はお肌の鏡☆
やはり、腸内がキレイだとお肌もキレイになります。
腸内フローラのバランスを整えて、悪玉菌による腸の腐敗を抑え、悪玉菌による有毒ガスを減らしましょう。
善玉菌は、お肌に大切なビタミンB群を合成するので、健康なお肌の形成や維持につながります。