新型コロナウイルスの流行。私たちにできること。

真剣かずちゃん
新型コロナウイルスの大流行、不安な日々が続きます。
連日の報道でも予防法や対応策など伝えられていますが、ブログでもまとめておこうと思います。

ウイルス感染しないために

現在、全国的に感染者が増加しています。
渡航歴がない方、感染者との濃厚接触者でもないのに陽性となった方もいらっしゃり、もはやどこにウイルスが潜んでいるのかわからない状態です。
ですが、これは新型コロナウイルスに関わらず、インフルエンザや溶連菌、一般的な風邪などにも言えることです。

様々なウイルスに感染しないために気をつけるべきことを再確認し、できることを徹底して過ごしていくことが自分や家族の身を守る第一の術です。

新型コロナウイルスの現時点でわかっている特徴(2月25日現在)

以下、厚生労働省のHPより引用です。

<感染の仕方>

一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。空気感染は起きていないと考えられています。閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどがなくても感染を拡大させるリスクがあります。

飛沫感染:感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。
接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。

<感染力>

感染力は事例によって様々です。一部に、特定の方から多くの人に感染したと疑われる事例がある一方で、多くの事例では感染者は周囲の人にほとんど感染させていません。

<一般的な症状と重症化するリスク>

発熱や呼吸器症状が1週間前後つづくことが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多くなっています。季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなる事例が報告されています。

罹患しても軽症であったり、治癒する例も多いとされています。
一方、重症度は、致死率がきわめて高い感染症(エボラ出血熱等)ほどではないものの、季節性インフルエンザと比べて高いリスクがあります。特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方では重症化するリスクが高まります。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について

飛沫・接触感染の予防法

手洗い、咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)などを徹底しましょう。
風邪症状があれば外出を控えて、やむを得ず外出する場合にはマスクを着用しましょう。

・こまめな手洗い
・手指消毒
・うがい
・マスクの着用
・咳エチケットを守る

不要不急の外出を避け、人混みにはなるべく近づかないようにすることも、現在の状況下においてとても大切なことです。

37.5度以上の発熱が4日以上続いている方

一般的な風邪の症状と似ており、インフルエンザもまだ流行していることから、現時点では発熱症状などがあってもすぐに新型コロナウイルスの検査が受けられません。

以下の症状がある方は、「帰国者 ・接触者相談センター」に相談するようにしましょう。

・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合

自宅療養時に気をつけたいお薬の選び方

新型コロナウイルスに関わらず、ウイルス感染症の流行時に気をつけて欲しいことがあります。

「風邪かな?」
「病院に行く時間もないし、市販の薬で様子をみよう」と市販薬を買うなら、

アセトアミノフェンが主剤の解熱鎮痛剤や総合風邪薬を選びましょう。
アセトアミノフェンは、こども用の解熱剤にも使用される安全性が高い成分です。

発熱時、身体は免疫機能を高めてウイルスと戦っている状態です。
むやみに解熱させてしまうと、免疫機能も一緒に低下させ、体内にウイルスを長く留めてしまうことにもなりかねません。

風邪の初期症状では、葛根湯など漢方薬もおすすめです。

真剣かずちゃん
次回、当店のお客様にお話しているメロディ薬店の対策法をお伝えします!