妊娠してから赤ちゃんの誕生までは約10ヵ月。
その間、お腹の中の赤ちゃんだけでなく、妊婦さん自身の体調管理も大切です。
妊娠中の薬や食事について、みてみましょう。
もくじ
お腹の中の赤ちゃんの変化
一般的に、妊娠時期は「週数」で表され、
最終月経の開始日を0周0日とし、分娩予定日は40週0日になります。
「月数」でも表現され、0周0日からの4週間を妊娠1ヵ月とし、最終的に10ヵ月となります。
赤ちゃんが薬の影響をもっとも受けるのは、妊娠2~4ヵ月
赤ちゃんへの薬の影響は時期によって大きく異なります。
妊娠2~4ヵ月頃は薬の影響を受けやすい時期です。
それ以降は、薬によっては影響することもあります。
妊娠中のお薬の使用は慎重になりますが、妊娠中に使用できる薬はありますので、体調がすぐれないときは無理に我慢せず、かかりつけの病院や薬局、ドラッグストアなどで相談しながら、体調を管理しましょう。
妊娠中の栄養
母体と赤ちゃんの栄養状態を適切に維持するために、妊娠前に比べて余分にカロリーを摂取する必要があります。
ですが、食生活は「バランスの良い食事」が不可欠です。
「主食」を中心に、「副菜」で不足しがちなビタミンやミネラルを、
「主菜」でタンパク質などの身体づくりの基礎となるものを適量とるようにしましょう。
妊婦さんに不足しがちな栄養素
カルシウム
骨・葉の形成、神経の興奮を抑制する働き。
妊娠中は吸収率が増加しますが、もともと不足しがち。
食事を振り返って、不足していそうなら積極的に摂りましょう。
【多く含まれる食品】
乳・乳製品、魚介類、大豆製品、ナッツ類、海藻類
鉄
赤血球(≒血液)を作るのに必要。
妊娠中は需要が増加するので、積極的に摂りましょう。
【多く含まれる食品】
貝類、レバー、豆類、ナッツ類、海藻類
葉酸
赤血球生成のほか、胎児の異常(神経管閉鎖障害)リスクを減らせるとされる栄養素。
厚生労働省では、妊娠1ヵ月以上前~妊娠3ヵ月の間の積極的な摂取を推奨しています。
【多く含まれる食品】
緑色の葉野菜、アスパラ、ブロッコリー、枝豆、レバー
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