基礎体温をつけて、わかることってなんでしょう?

「基礎体温をつけていますが、いまいちわかりません(+_+)」
「基礎体温をつけていますが、ガタガタです(+_+)」

よし、そろそろ赤ちゃんを!と動き出すとき
まずは基礎体温をつけてみよう!とされる方が多いと思います。

では、基礎体温をつけることで何がわかるのでしょうか?
きっと みなさん主には、排卵の時期を推測するためですね。

基礎体温表には、卵巣機能の検査に匹敵するくらいの情報が詰まっています。
最もわかることは、排卵しているかどうか。
グラフにした時に、体温の低い時期と高い時期にしっかり分かれていれば排卵しています
低い日ばかりが続いていれば排卵していない可能性があります。
排卵

ですが、基礎体温表は排卵時期を推測するためだけではありません。
卵巣機能に異常があればあるほど、基礎体温表にはっきりと表れるので、それを自身で認識することができます。
原因をつきとめる検査も必要ですが、基礎体温表をしっかりつけていれば卵巣の働きの問題の有無もわかります。
卵巣の働きが悪いと、排卵が正常に起こらないので基礎体温も乱れが生じてきます。
基礎体温の変化は卵巣の働きを表していて、それをグラフにしているのです。

基礎体温を測ったら、必ずグラフにしよう!
基礎体温表の見方  
※jineko.net 2018summer内記事より
基礎体温を測ったら必ずグラフにしてみましょう。
グラフにしてみて初めて、変化がはっきりとわかるからです。
最近ではスマートフォンのアプリなどでも基礎体温を記録・グラフ化できたりしますね。
1日や2日測り忘れてしまっても、測れるときに測り続けることが大切です。
測るタイミングは、毎朝できるだけ一定の時刻に同じ条件で測ること。
例えば、毎朝同じ時刻に目覚めるなら、目覚めて身体を起こす前にそのまま測ってしまう、といった感じです。

そして、仲良しした日は基礎体温表に必ず印☆をつけましょう
1か月経った時に、排卵のタイミングと合っていたかどうかが確認できるようにするためです。
このような記録を続けることで、その後の参考にもなります。

基礎体温では、排卵の予測はできない?!
基礎体温をつけグラフ化したとき、低温期から高温期にポンと上がった付近が排卵期です。
ですが、基礎体温をつけている段階では排卵の予測はできません。
それは、グラフ化することでこの日が排卵日であったことを後から知ることになるからです。

ただし、基礎体温表をつけ続けることで、自分の周期のパターンを知ることができます。
周期が安定していれば、これまでのデータをもとに排卵期をおおよそ予測することは可能になってくるかと思います!(^^)!

POINT

基礎体温表をつけて3ヵ月たったら、グラフを婦人科の先生に見せてみるといいと思います。
グラフから、卵巣のいろいろな働きが見えてくるはずです(*^_^*)